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有機JAS認証



アファス認証センターにおける有機JAS認証の特徴

ワークショップによる講習会の実施
ワークショップ(演習)を重視し、現場での文書や記録の作成を踏まえて、認証の仕組みを学ぶ充実した講習会を実施します。
日本の農業における現状に適応
日本の有機農業の現状に適したグループ認証の経験とノウハウが蓄積された認定機関です。
現場経験のある検査員による検査
農業や加工食品の現場経験が豊富で、ISO14000s、ISO9000sにも精通したプロの検査員に 検査を依頼しています。


有機JAS認証の概要

有機JAS認定の対象は、農産物、加工食品、畜産物、飼料
 - きのこは対象内
 - 水産物、加工酒類は、当面対象外
 - 土壌を使用しない水耕栽培、ロックウール栽培、ポット栽培、れき耕栽培なども対象外
   (当社では、水産物、加工酒類等の有機認定も実施)
認定は「仕組み」が対象
 - 生産物や製品を検査・認定するのではなく、その業者が生産、製造、取扱いなどについて、
  適切な管理が実施可能かを認定
   ・有機農産物や有機食品の残留農薬ゼロ、GMOゼロの保証とは異なる
   ・適切な管理体制を構築するための組織内の規程やマニュアルの作成が大切
   ・管理体制の適切さを客観的に証明するための詳細な記録も重要
自己格付: 事業者自身で検査し、有機JASマークを貼付け
 - 認定は、以前からあるJASマークのように、外部の格付機関が製品検査の実施や有機JAS
  マークの貼付を行うのではなく、登録認定機関としての認定を受けた事業者自身が格付し、
  有機JASマークを貼付
認証は取り消されるまで継続
 - 認定は、1年更新ではなく、取消されるまで継続
 - ただし、登録認定機関は認定した生産行程等管理者が継続して認定の技術的基準を満たして
  いることを確認するため、毎年1回以上監査を実施
有機JASマークの不正使用等には罰則
 - JAS法第19条の14の規定に基づき、農林水産大臣は、当該販売者等に対して、表示事項を
  表示し、または、遵守事項を遵守すべき旨を指示
   (指示した場合には原則として公表)
 - 改善命令に従わない場合、以下の罰則が適用
   ・個人については、100万円以下の罰金又は1年以下の懲役
   ・法人については、1億円以下の罰金


有機JAS認証のプロセス

1. 問合せ ・ 当社が認定希望者に「認定申請書」と「誓約書」を送付
2. 協議・見積り ・ 当社と申込者とで認定範囲などの協議
  ・ 当社が申込者へ「見積書」を送付
3. 認定申込・契約 ・ 申込者は、「認定申請書」と「誓約書」とに必要事項を記入後、これらを当社へ
      送付し、契約を締結
  ・ 当社は担当検査員を選任
  ・ 申請者は、「提出必要書類」を作成し、当社へ送付
  ・ 申請者の生産行程管理責任者・格付担当者は、講習会を受講・修了
4. 書類審査 ・ 当社は、申請者および申請者の提出書類について、有機JAS認定基準
   およびアファス認証センター基準に関する適合性審査を実施
  ・ 申請者の提出書類に欠落や記載不備などの不適合がある場合、申請者へ
     これらの是正・修正を要請
  ・ 上記是正・修正後、再審査を実施
5. 現地審査 ・ 当社または検査員から申請者へ現地検査実施について連絡
  ・ 検査員による圃場および事業所などの現場検査を実施
  ・ 検査員は、現地検査に基づき「有機検査報告書」を作成
  ・ 「有機検査報告書」の不適合事項により認定推奨が保留された場合、当社は
      追認検査の実施を申請者へ通知
  ・ 申請者は、不適合事項を是正
  ・ 検査員は、追認検査において、不適合事項に関して申請者が実施した是正
      処置およびその結果確認のため、追認検査を実施
  ・ 検査員は、追認検査結果を認証部へ提出
6. 判定  ・ 検査員から提出された「有機検査報告書」に基づき、判定委員会が判定
  ・ 当社は、「判定結果通知書」により申請者へ判定結果を通知
  ・ 申請者が判定結果に不服がある場合には、申請者は提訴委員会へ異議を
      申立て
7. 認定 ・ 当社は、「認定書」を発行し、申請者へ送付
8. 監査 ・ 申請者は、毎年監査を実施
 



有機JAS認証の実績

アファス認証センターで実施した有機JAS認定の実績については、下記認定事業者リストをご覧ください。
 
有機JAS認定事業者リスト